今回はがらっとテーマを変え、相続・終活についてのアンケート。
いざ、その状況にならないと考えないというのが大多数の方のご意見かと思いますが、
「終活」という言葉が浸透してきた現在では、実際のところどうなのでしょうか・・・?
【調査対象者の年齢・お子様の年齢】
調査対象: | 40~69歳 97名(男性53名・女性44名) 既婚・子供あり |
一都三県(東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県)在住 | |
調査方法: | インターネットリサーチ |
調査期間: | 2018年11月2日~2018年11月9日 |
終活・相続の意向を、お子様に伝えてありますか?
子供が未成年の方が半数近くいる為、【子供と話し合おうと思ったことがない】方が多くなってしまっているのだと思われます。
また、【子供と話はしていないが、これからエンディングノートを記入予定である】方が12.6%と
一昔前まではなかった選択肢を検討中の方も多いようです。
大分類別に円グラフにまとめると、【終活・相続について考えている方】は全体の41%となり、
【話し合おうと思ったことがない】方と大差ない結果となりました。
終活・相続について、どのようなタイミングでお子様と話をされましたか?
また、今後話をするであろうタイミングはいつですか?
終活・相続の話をするタイミングは様々という結果でしたが、
こちらも大分類別にまとめると、【ご自身の状況に合わせて話をしたい】という方が61%と半数以上。
また、その内訳としては、【自分の死期が迫ったとき】が39%で
【自分が一定の年齢を迎えたら】という方が61%という結果となりました。
いざというときはいつ訪れるか分からないので、事前の備えが大切ですね。
仮に、残せる資産があるとして、お子様に資産を残したいですか?
ちなみに、男女別でみると、【全てご自身で使い切りたい】と答えた方は皆様女性でした。
ご自身が亡くなってしまった場合、ご自宅をどうしてほしいですか?
ご自身はお墓に入りたいですか? また、配偶者の意向を知っていますか?
男女別でみると、【現在の姓の墓に入りたい】という方は男性が多く、
女性は【新しくお墓を建てたい】【墓には入りたくない】という意向が多いようです。
ご自身の今後を考えている方のみでまとめると、
一般的な流れの【現在の姓の墓に入りたい】方と【散骨してほしい】方がほぼ同じ割合となり、
時代の変化を感じる結果となりました。
【ご自身はお墓に入りたいですか? ※考えたことがない・その他除く】
先祖のお墓を今後どのようにしていきたいですか?
今後も【家族が引き継いで管理していく】方は半数以下となり、
【現在お墓がない】・【お墓はなくす】という方が22%で
これからは全員がお墓を持つ時代ではなくなっていくようです。
いつまで働き続けたいですか? ※パート・アルバイト含む
【現在働いていなく、今後も働かない】という方を除いて、労働者のみの意向をまとめると、
54%と半数以上の方が【働ける間は働き続けたい】という結果となりました。
今後の高齢者雇用も日々変わっていくのでしょうか・・・
いつまで働き続けたいですか? ※現在働いていなく、今後も働かない方除く
老後、どこで生活をしていきたいですか?
元気で不自由がない間は【自宅で暮らし続けたい】という方が67%と予想ができた結果ではありますが、
13%の方が【国内移住したい】という意向があることがわかりました。
また、病気等で介護が必要な場合は35%が【高齢者住宅で暮らしたい】と身内以外の方にお世話になりたいようです。
18%の【子供の意向に任せる】方も含め、半数近くの方は子供に負担を掛けないよう生活をしていきたいようです。
【元気で不自由がない場合】 老後、どこで生活をしていきたいですか?
男女別でみると、元気で不自由がない場合は【国内移住したい】男性が多いようです。
また、病気等で介護が必要な場合は、男性は【自宅で暮らし続けたい】・【特に希望はない】方が多く、
女性は【高齢者住宅で暮らしたい】・【考えたことがない】方が多いようです。
【病気等で介護が必要な場合】 老後、どこで生活をしていきたいですか?
今回は重めのテーマでお届け致しましたが、
意外な結果のものもあり、面と向かってはなかなか聞けない内容がわかりました。
次回は子供編をお届けいたします。
親と子で考えの違いはみられるのでしょうか・・・